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【 副流煙の拡散 】

閲覧数:
2020.08.12(15:57) 59


【 副流煙の拡散 】
表1.副流煙 濃度の測定ケース
東京大学生産技術研究所 生産研究 51巻1号 に表1.副流煙 濃度の測定ケース
「CFD 解析による受動喫煙性状の検討」
という記事がある。(以降、当該記事 という)
 
Ⅰ.計測ケース
当該記事では、右図のようなケースを想定し
副流煙の拡散時の濃度を計測している。
 
◆ 表1の補足
(※1)呼出煙の風速                                                          (※2) 人体間の距離
0.5 m/secゆっくりと(音を立てずに)吐く場合                   0.6 m は、人と人が会話を行う場合の通常の距離
4.0 m/secフゥー と吐く場合                                               1.3 m は、通常のオフィスにおける事務作業時の距離
(※3) 空調方式    
この「置換換気方式」、「室内混合方式」は、
車のエアコンの「外気導入」と「室内循環」と考えると理解ができる。
 

図1_解析対象(置換換気方式)
Ⅱ. 計測環境
計測環境は、右図の様に
測定室内の空気の循環方式により
置換換気方式(図1)
室内混合方式(図2)
の二つとなっている図2_解析対象(室内混合方式)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 











Ⅲ.実験結果
計測結果は、下図のとおりである。
 
1. 人体間距離 1.3 m(図7)
いずれのケースでも、非喫煙者の呼吸域での副流煙濃度は、1% 以下となっている。
 
図7_副流煙濃度分布(人体距離1,3 m) 
  
2. 人体間距離 0.6 m(図8)
いずれのケースでも、非喫煙者の呼吸域での副流煙濃度は、2% 未満となっている。
 
 図8_副流煙濃度分布(人体距離0,6 m)
  
 
以上を表に纏めたものが、右の表2 である。
 表2_各領域のタバコ煙濃度
 
 
 
 
  











以上

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