【 東京都受動喫煙防止条例制定の再要望書の資料 】
上記の資料は以降「再要望書」という。
さて、オラッちと「鵜呑みのZ君」の間で問題としている
『既に約50ヶ国で導入された実績のデータ・ソース』
としては「再要望書」の以下の部分ですね。
……………………………………
2015年4月時点で45ヵ国(アメリカは26州)が
屋内を全面禁煙とする法律を施行しています(資料1)
……………………………………
この(資料1)とは
……………………………………
〖 資料1. 屋内施設(以下の8分野)が
全面禁煙である国(緑)、州 〗
……………………………………
なのです。
そして(資料1)の原典資料(WHO)
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WHO Report on the Global Tobacco Epidemic, 2013.
――――――――――――――
(資料1)の原典図(原典資料 P.56)
……………………………………
smoke-free environments
– highest achieving countries, 2012
……………………………………
まず、この二つの図を示します。
【 禁煙環境整備国と再要望書掲載図との対比図 】
https://blog-imgs-117.fc2.com/f/i/s/fishermans02/20180517132021b82.png
上が WHO の「原典図」で
下が「資料1」の図です。
次に「原典図」中の文言により挙げられている45ヶ国を列挙します。
01.アルバニア 02.アルゼンチン 03.オーストラリア
04.バルバドス 05.ブータン 06.ブラジル
07.ブルネイ・ダルサラーム国 08.ブルガリア 09.ブルキナ・ファソ
10.カナダ ❖ 11.チャド 12.コロンビア
13.コンゴ 14.コスタリカ 15.エクアドル
16.ギリシャ 17.グアテマラ 18.ホンジュラス
19.イラン(イスラム共和国) 20.アイルランド 21.レバノン
22.リビア 23.マルタ 24.マーシャル諸島
25.モンゴル 26.ナミビア 27.ナウル
28.ネパール 29.ニュージーランド 30.パキスタン
31.パナマ 32.パプア 33.ニューギニア
34.ペルー 35.セイシェル 36.スペイン
37.タイ 38.トリニダード・トバゴ 39.トルコ
40.トルクメニスタン 41.グレートブリテン‐北アイルランド連合王国
42.ウルグアイ 43.ベネズエラ 44.ウエストバンク(ヨルダン川西岸地区)
45.ガザ地区
確かに、45ヶ国なのですが
何か気付きませんか?
① まず
アメリカは含まれていません。
ところが「資料1図」ではアメリカの州ごとの状況を加筆しています。
これは日本で言えば「条例レベル」の話で
質問の主旨とは、少し乖離しています。
問題は、なぜ「再要望書」ではアメリカをこのように加筆しなければ
ならなかったのか?
そこに「何かの意図」を感じますね。
② 次に
ロシアの状況が異なりますね。
こりゃまた「恐ロシア」なのです (^o^)
③ そして
失礼な言い方になるかもしれませんが
G10 の主要先進国
(日、米、英、独、仏、伊、加、オランダ、ベルギー、スウェーデン)
では、❖の「09.カナダ」だけなのです。
④ 最後に
これで WHO の数字の意味がお分かりでしょう?
「原典資料」の他の写真画像を見ても解るように、WHO が主導的に活動している、
アフリカや南米の国々が圧倒的に多く、ほぼ、WHOの影響下にあり、
「WHOの言いなり」であることが・・・
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このオラッちの主張を「屁理屈である」という方がいます。
じつは「屁理屈」ならは、その論は「正論」の前には
無力であり、簡単に駁論されるものなのです。
間違っていようと
「自分なりの検証を行い、己の見解を持つ」ことは
「洞察力/思考力」を養う重要なことなのです。
そして、もし「己の見解」が間違っていたならば
素直に認め、「改める」こと こそ、「人として大事なこと」なのです。
《 余談 》
「37.トリニダード・トバゴ」は、トバゴ禁止なの~?
タバコ取りにダーッと走ったのに・・・ (✿╹◡╹)
では、では。
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