
表1.副流煙 濃度の測定ケース
東京大学生産技術研究所 生産研究 51巻1号 に

「CFD 解析による受動喫煙性状の検討」
という記事がある。(以降、当該記事 という)
Ⅰ.計測ケース
当該記事では、右図のようなケースを想定し
副流煙の拡散時の濃度を計測している。
◆ 表1の補足
(※1)呼出煙の風速 (※2) 人体間の距離
0.5 m/secゆっくりと(音を立てずに)吐く場合 0.6 m は、人と人が会話を行う場合の通常の距離
4.0 m/secフゥー と吐く場合 1.3 m は、通常のオフィスにおける事務作業時の距離
(※3) 空調方式
この「置換換気方式」、「室内混合方式」は、
車のエアコンの「外気導入」と「室内循環」と考えると理解ができる。

Ⅱ. 計測環境
計測環境は、右図の様に
測定室内の空気の循環方式により
❶ 置換換気方式(図1)
❷ 室内混合方式(図2)
の二つとなっている

Ⅲ.実験結果
計測結果は、下図のとおりである。
1. 人体間距離 1.3 m(図7)
いずれのケースでも、非喫煙者の呼吸域での副流煙濃度は、1% 以下となっている。

2. 人体間距離 0.6 m(図8)
いずれのケースでも、非喫煙者の呼吸域での副流煙濃度は、2% 未満となっている。

以上を表に纏めたものが、右の表2 である。

以上
ウータンのブログ


ウータン(03/18)
zom(03/18)
ウータン(03/17)
ウータン(03/17)
ウータン(03/15)