【 zxjh0523 氏へリクェスト(再々) 】
は~い、カテマスの「鵜呑みのZ君(ジー君)」
「新生ウータン」ですよ~・・・(^o^)
前々回のリクェスト文を再掲しますね~。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【 zxjh0523 氏へリクェスト 】
久し振りに、カテマスになった「Z君」へ
リクェストで~す。
tod***さんの質問(元質問といいます)
……………………………………
喫煙者に質問です。
すべての飲食店で全面禁煙になったらどうしますか?
……………………………………
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10190419815
そこでの「Z君」の回答(全文)
――――――――――――――
飲食店で吸わなくなるだけで何も変わりません。
既に約50ヶ国で導入された実績があります。
――――――――――――――
この回答について、で~す。
《 Q.1 》
『既に約50ヶ国で導入された実績』の
データ・ソースを、不勉強なオラッちに
教えておくれ~!
では、ご教示方、宜しくお願い致しま~す。
なのだワン!
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この質問に対する「Z君」の最終返信
――――――――――――――
ほんとウルサイな。。。
3年前だから45か国ですが、これでいいでしょ。
http://www.j-circ.or.jp/kinen/yobo/pdf/olympic150831.pdf
――――――――――――――
それで OK ですよ~・・・
ありがとうでした。
別に「50か国」が「45か国」でも構いませんよ。
近い数字であれば・・・
さて、その「これでいいでしょ」のリンク先
――――――――――――――
2020年東京オリンピックに成功に向けて
東京都受動喫煙防止条例制定の再要望書_2015-08-31.pdf
(以降、再要望書 という)
――――――――――――――
ってヤツの中身を「オラッちなりに検証」しました。
長くなるので、ここでは割愛しますが
以下のオラッちのブログにて詳細を述べてます。
【 東京都受動喫煙防止条例制定の再要望書の資料 】
http://no-one-knows.jp/blog-entry-39.html
是非、一読下さいね~!
《 Q 》
上記、オラッちのブログを読んで
どのように思いましたか?
感想レベルで結構ですよ (*'-'*)ノ
どうせ「Z君 検証」はしないでしょうから・・・
今回の追加文章
――――――――――――――
ごめんね~、「Z君」!
せっかく「自分の意見」を
回答してくれたのに… m(_ _)m ペコリ
もう回答はしなくとも OK ですよ~!
何か「言いたい事」があれば別ですけど・・・
――――――――――――――
では、では。
ウータンのブログ


【 東京都受動喫煙防止条例制定の再要望書の資料 】
上記の資料は以降「再要望書」という。
さて、オラッちと「鵜呑みのZ君」の間で問題としている
『既に約50ヶ国で導入された実績のデータ・ソース』
としては「再要望書」の以下の部分ですね。
……………………………………
2015年4月時点で45ヵ国(アメリカは26州)が
屋内を全面禁煙とする法律を施行しています(資料1)
……………………………………
この(資料1)とは
……………………………………
〖 資料1. 屋内施設(以下の8分野)が
全面禁煙である国(緑)、州 〗
……………………………………
なのです。
そして(資料1)の原典資料(WHO)
――――――――――――――
WHO Report on the Global Tobacco Epidemic, 2013.
――――――――――――――
(資料1)の原典図(原典資料 P.56)
……………………………………
smoke-free environments
– highest achieving countries, 2012
……………………………………
まず、この二つの図を示します。
【 禁煙環境整備国と再要望書掲載図との対比図 】
https://blog-imgs-117.fc2.com/f/i/s/fishermans02/20180517132021b82.png
上が WHO の「原典図」で
下が「資料1」の図です。
次に「原典図」中の文言により挙げられている45ヶ国を列挙します。
01.アルバニア 02.アルゼンチン 03.オーストラリア
04.バルバドス 05.ブータン 06.ブラジル
07.ブルネイ・ダルサラーム国 08.ブルガリア 09.ブルキナ・ファソ
10.カナダ ❖ 11.チャド 12.コロンビア
13.コンゴ 14.コスタリカ 15.エクアドル
16.ギリシャ 17.グアテマラ 18.ホンジュラス
19.イラン(イスラム共和国) 20.アイルランド 21.レバノン
22.リビア 23.マルタ 24.マーシャル諸島
25.モンゴル 26.ナミビア 27.ナウル
28.ネパール 29.ニュージーランド 30.パキスタン
31.パナマ 32.パプア 33.ニューギニア
34.ペルー 35.セイシェル 36.スペイン
37.タイ 38.トリニダード・トバゴ 39.トルコ
40.トルクメニスタン 41.グレートブリテン‐北アイルランド連合王国
42.ウルグアイ 43.ベネズエラ 44.ウエストバンク(ヨルダン川西岸地区)
45.ガザ地区
確かに、45ヶ国なのですが
何か気付きませんか?
① まず
アメリカは含まれていません。
ところが「資料1図」ではアメリカの州ごとの状況を加筆しています。
これは日本で言えば「条例レベル」の話で
質問の主旨とは、少し乖離しています。
問題は、なぜ「再要望書」ではアメリカをこのように加筆しなければ
ならなかったのか?
そこに「何かの意図」を感じますね。
② 次に
ロシアの状況が異なりますね。
こりゃまた「恐ロシア」なのです (^o^)
③ そして
失礼な言い方になるかもしれませんが
G10 の主要先進国
(日、米、英、独、仏、伊、加、オランダ、ベルギー、スウェーデン)
では、❖の「09.カナダ」だけなのです。
④ 最後に
これで WHO の数字の意味がお分かりでしょう?
「原典資料」の他の写真画像を見ても解るように、WHO が主導的に活動している、
アフリカや南米の国々が圧倒的に多く、ほぼ、WHOの影響下にあり、
「WHOの言いなり」であることが・・・
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このオラッちの主張を「屁理屈である」という方がいます。
じつは「屁理屈」ならは、その論は「正論」の前には
無力であり、簡単に駁論されるものなのです。
間違っていようと
「自分なりの検証を行い、己の見解を持つ」ことは
「洞察力/思考力」を養う重要なことなのです。
そして、もし「己の見解」が間違っていたならば
素直に認め、「改める」こと こそ、「人として大事なこと」なのです。
《 余談 》
「37.トリニダード・トバゴ」は、トバゴ禁止なの~?
タバコ取りにダーッと走ったのに・・・ (✿╹◡╹)
では、では。
ウータンのブログ


【 NATROM著「ニセ医学」~、 からの抜粋と出典 】
( 同書 P.199 ~ P.200 )
( 改行と段落はオラッちの独断で付加 )
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喫煙が肺がんの原因であるという証拠は、これだけではない。
喫煙などの有害な生活習慣病と疾患の因果関係を
明らかにするうえで、最も信頼できる研究方法はコホート研究だ。
喫煙と肺がん関係を示したコホート研究は、世界中に山のようにある。
その中の一例を紹介しよう。
日本人数万人を10年近く追跡した調査である(※3)。
非喫煙者の男性7,590人、喫煙歴のある男性11,164人
現喫煙者の男性25,697人を約8年間かけて追跡調査したところ
肺がん死亡者数はそれぞれ23人、102人、341人であった。
10万人年当たりにすると、
それぞれに35.6人、110.9人、158.5人である。
これは、非喫煙者、喫煙歴あり、現喫煙者が
それぞれ10万人いたら、1年間でそれぞれ
35.6人、110.9人、158.5人が肺がんで
死亡することを意味する。
非喫煙者と比較して、喫煙者は、約5倍も肺がんで
死亡しやすいわけである。
※3
Marugame T et al.,
Lung cancer death rates by smoking status:
comparison of the Three-Prefecture
Cohort study in Japan
to the Cancer Prevention Study II in the USA.,
Cancer Sci. 2005 Feb;96(2):120-6.
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抜粋/転記は以上です。
次に「出典」となった上記の(※3)の研究発表の概要を引用します。
(これを「丸亀論文」または「原典」と言います。)
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◆ Cancer Sci. 2005 Feb;96(2):120-6.
Lung cancer death rates by smoking status:
comparison of the Three-Prefecture Cohort study in Japan
to the Cancer Prevention Study II in the USA.
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/15723657
Marugame T1, Sobue T, Satoh H, Komatsu S, Nishino Y,
Nakatsuka H, Nakayama T, Suzuki T, Takezaki T, Tajima K, Tominaga S.
❖ Abstract
Cigarette smoking is an established risk factor for lung cancer. However, the magnitude of the relative risk (RR) on lung cancer mortality in relation to cigarette smoking is reported to be lower in Japan than in Western countries. We investigated whether this discrepancy could be explained by differences in the exposure to cigarettes smoked, by differences in sensitivity to smoking, or by differences in lung cancer mortality among non-smokers. We examined the 10-year follow-up data on 88,153 participants in a Japanese population-based prospective study conducted in three prefectures. Data used as a Western counterpart was retrieved from a published report of the US Cancer Prevention Study (CPS)-II. Although there was a significant increased risk of lung cancer death among current smokers compared with non-smokers, the observed RR in the Three-Prefecture Study were much lower than RR reported in the CPS-II. Lung cancer mortality of our Japanese sample was lower among current smokers and higher among non-smokers regardless of age and sex. Current smokers in our sample had initiated smoking at an older age and smoked fewer cigarettes per day for shorter durations than those in the CPS-II sample. The Poisson regression model (controlling for age, number of cigarettes smoked per day and duration of smoking) showed that male current smokers in our sample had a lower risk of lung cancer compared with those in the CPS-II sample (rate ratio 0.34 [95%CI 0.27-0.43]). These findings might explain why Japanese risks of lung cancer are lower than those observed in Western countries.
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《 補注 》
1.題名にある「3県(Three-Prefecture)」とは
Miyagi, Aichi, and Osaka(宮城県、愛知県、大阪府)を指します。
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