【 WHO と製薬会社 】
この関係について、二つの記事を引用する。
① 世界保健機関(WHO)の活動資金は誰(WHO)が出すか?
薬害オンブスパーソン会議
この記事では、主に以下の2点が主要な内容となっている。
ⓐ インフルエンザ治療薬タミフルの件
以下に、一部を引用する。
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服用後にあらわれる異常行動と
インフルエンザ治療薬タミフルの因果関係について研究する
厚生労働省研究班の班長やメンバーに、
タミフルの販売企業から資金が流れていたという利益相反が、
国会においても問題とされた。
これについて取材を受けた研究班メンバーのひとりは、
「一般論として製薬会社の寄付がなくなると日本の医療研究はストップしてしまう」
とも語っている(週刊朝日2007年3月23日号)。
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ⓑ BMJ誌の記事の紹介
英国医師会のBMJ誌2007年2月17日号に
WHO と製薬会社との癒着記事が紹介されている。
具体的には、以下の2点である。
・WHOは製薬企業から寄付を直接収受できないので
患者団体を中継点に利用しているという疑惑
・WHOが発表した降圧薬ガイドラインへの製薬企業の影響
詳しくは、上記 URL を参照されたい。
② WHO、製薬会社と癒着?新型インフルで欧州会議が調査
朝日新聞ニュース:2010年1月13日13時34分
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世界保健機関(WHO)と新型インフルエンザのワクチンを製造する
製薬会社との癒着が、世界的大流行(パンデミック)を宣言した
WHOの判断に影響を与えたとの疑惑が浮上し、
欧州47カ国が加盟する欧州会議(本部・仏ストラスブール)は12日、
調査を開始すると発表した。
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つまり、
余剰在庫のワクチンの販売を目論む製薬会社からの依頼で
「世界的大流行(パンデミック)」を宣言した。
という次第である。
本件に関しては、個人的なブログにも、沖縄の医学者についての
面白い記事が掲載されている。
『WHO多国籍製薬会社を向こうに、ワクチン問題で大立ち回り。
孤軍奮闘、日本人を守った沖縄人ウイルス学の権威・根路銘邦昭』
興味のある方は、ご覧頂きたい。
上記2点の記事については、想像できる範囲内であったので、
さほど驚きはしなかったし、
「やはりか」との思いを膨らませた次第であった。
【 ダグラス・ベッチャー氏のこと 】
①「甘い清涼飲料水に20%以上の課税を」
2016年10月に、このようなWHOの報告書による提言があった。

報告書の責任者は、ベッチャー氏である
余談となるが
日本は、「受動喫煙」には躍起になって取り組もうとするのに
「甘い清涼飲料水」には、世論も政府も「対岸の火事」としている。
そのような状況だと感じるのは、オラッち一人であろうか?
そもそも、「受動喫煙」が、これほど騒がれる所以は
『 受動喫煙」は健康に害を与える 』 という、
未だ正式に因果関係の立証されていない、
いわば『 バンドワゴンの誤謬:Bandwagon Fallacy』 とも言うべき
WHO によって操作された情報の故であろう、と推測できる。
即ち、清涼飲料水に関しては「飲む本人」にのみ害があり
一方「タバコ」は、他人にも害を与えるという 「恐怖感を煽る」、
「ヒトラーの演説」に代表される “fear-arousing communication”
(恐怖を煽るコミュニケーション法) なのだと受け止められる。
② 彼の発言
来日時の会見において
BuzzFeed Japnの質問
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ただし、タバコは法律で制限されているものではない。
これを個人の責任で楽しむ権利と、
受動喫煙を避ける権利の衝突については、
どのように考えるか。
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ベッチャー氏の回答
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「タバコ規制は喫煙者を差別するものではない。
喫煙者には禁煙という選択肢を提示することができる。
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さて、さて、どのように通訳がなされたのかは
詳らかではないが(誤解を招く通訳があった?)
彼は「権利」という言葉を知っているのだろうか?
少なくとも通訳が“right”と訳すことは、想像に難くない。
であれば『喫煙者には禁煙という選択肢』が
「権利」なのか? 思わず吹き出した次第であった。
以上
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